煮上がりはお多福豆のように豪華!国産品のおいしさが見直されてきました。
紫花豆は北海道の東部、北見近郊の温根湯産です。朝晩寒くなるところでないとできない豆で別名「高原豆」とも言われます。また実がなる前に赤い花が咲くことから赤花豆とも呼ばれます。温泉場のお土産屋さんでよく見かけるこの豆は甘納豆でも定番商品です。煮るとお多福豆のように黒く大きくなります。皮が厚めなので24時間以上水に浸し、よく戻してから煮ましょう。アク抜きのため最低1回はゆでこぼしした方がいい豆です。
夏以降、乾燥が進むと豆の中でもっとも比重の軽いむらさき花豆は水に浮きやすくなります。そこで水に浸す時間はさらに長く40時間程度を目安にして下さい。
かつての豆に比べるとこの数年豆がわれやすくなっています。これは温暖化の影響で防ぐことができません。ご了承下さい。