ひよこ豆のページ|

ひよこ豆のご紹介

ひよこ豆は日本ではまったくつくられていない豆(雨に弱い農産物のため梅雨のある日本では栽培が難しいとされています。わずかにあるものは試験的なもので商業生産はほぼ皆無)ですが、ここ数年は爆発的な人気で輸入量も増えています。正式な名前はガルバンゾー(garbanzo)。主にスペイン語圏で使われている言葉です。英語ではチックピー(cickpea)、本場のインドではチャナと呼ばれています。
なぜインドが本場かというと、インドが世界一のひよこ豆の生産国(世界の生産量約860万tのうち2/3がインドで生産【1998年資料】)であり、世界一の消費国だからです。インドとは言えばカレーの国です。私達がカレーに人参やじゃがいも入れる感覚でインドでは日常的にひよこ豆が食べられています。
ただし日本に多く輸入されているものは、インドからのものより北米や中米からのものの方が圧倒的な数を誇っています。
栗のようなホクホクした食感
ひよこ豆の人気の秘密は何と言ってもそのホクホクとした食感にあります。甘く煮れば栗でも食べているような錯覚におちいります。煮ると黄色っぽくなることからも煮あがったものを「栗豆」とも言います。豆の種類的には英名でピーのpea(丸い豆)がつくことからもわかるように「えんどう豆」に近いものと考えられますが、栄養分的には「いんげん豆」に似ています。
ひよこ豆の栄養成分の割合 | |||||||||||||||||||||||||||
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ひよこ豆は平均してミネラルが多いことがわかります。骨粗しょう症や貧血の方に食べてもらいたい豆です。
甘煮の作り方
![]() | 豆をよく水洗いし水にひたします。24~36時間、豆のシワがとれてまん丸くなるまで水につけましょう。 | ![]() | つけておいた水を捨て、新たに豆の3倍くらいの水を入れて強火で沸騰させます。 | |||
![]() | アクが出たら豆を一旦ザルに移し、湯を捨てます。新たに豆が全部かぶる位の水を入れ7~80分ゆでます。 | ![]() | 豆が柔らかくなったら、豆の70%位の砂糖(三温糖を使うとおいしい)を入れ、よくかき混ぜながらさらに10分ほど煮て出来上がり。 |
ひよこ豆カレーの作り方
| ひよこ豆カレー 【材料(4人分)】 ひよこ豆 2/3カップ
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