レッドキドニービーンズのページ|
キドニービーンズは中南米料理のチリコンカンやチリビーンズによく使われています。クセのないあっさりした味は野菜ともマッチ。サラダやカレー、スープの具材としても人気があります。
金時豆も英語でキドニービーンズでしょ?
「キドニー」とは腎臓を意味します。だからレッドキドニービーンズを直訳すると「赤い腎臓豆」ということになります。確かによく似ていますね。英語では「いんげん豆」を全般にキドニービーンズと呼ぶのでホワイトキドニー(白いんげん)なんて言う言葉も実際にあります。
キドニービーンズは日本の金時豆によく似ていますが、少し細長い形をしているのが特徴です。金時豆もキドニービーンズも豆の種類としては、どちらも「いんげん豆」であるので、どちらもred kidney beansということになってしまいますが、その性質はまったく違います。
日本の金時豆は煮崩れするぐらいやわらかく、風味も強いので甘煮にはとてもいい豆です。ところがスープやサラダにはその独特の風味の強さがかえってマイナスになってしまいます。
その点、キドニービーンズは色も鮮やかで煮崩れしにくく、金時ほど風味も強くないので、一緒に混ぜる具材の持ち味をこわしません。
色鮮やかなキドニービーンズとやわらかく淡い色の大正金時
キドニービーンズの煮方
① 豆をよく水洗いしてから約8時間水に浸す。
② 豆の約3倍の水で強火で沸騰させる。
③ 沸騰したら、さらに数分間煮続け差し水をする。
④ 再び沸騰させたら上に浮いた泡状のアクをスプーンですくい取る。
⑤ 鍋にフタをして弱火で約50分ほど煮る。(豆が水から顔を出さないように適度差し水をして下さい。)
⑥ 味付けをして出来上がり。
(④で水を全部取り替えてアクをとる(茹でこぼしという)方法もありますが、豆の色も落ちてしまいます。)
アメリカ産のキドニービーンズ
当店ではアメリカ産のダークレッドキドニービーンズをご用意しております。名前の割には明るい色です。お好みに応じてご利用下さい。